通達
外貨収支リスクを防止する為、最近国家外貨管理局は《外貨資金流入管理強化に関する関連問題の通知》を公布し、2013年6月1日より施行すると発表しました。
解読
『通知』では、企業の外貨資金流入の管理を強化する為、①資金流と貨物流が著しく不一致、②資金流入額が比較的大きい企業に対し定期的にリスク提示書を発送し、10営業日以内での状況説明を要求される。企業は規定時限内に原因説明しない、または関係の証明材料を提出し合理な状況説明が出来ない場合、外貨管理局は企業のAランクからBランクに降格される。Bランクになってから、関連指標が3ヶ月連続で正常に回復した場合、Aランクに復帰する。
企業はBランクに降格されたら、外貨決済を行った時に厳しく監督及び制限を受けられる。例)B類企業になった場合、支払期間が90日超(90日を含まず)の延払業務を行ってはならない。
通知では、2013年5月10日までに初回のリスク提示書が発送済みということを開示したので、各会員様は関係リスク提示書が受領されたかどうかを確認した同時に、外貨監督システムにて関連指標情報をご確認頂けますようお願い致します。また、今後外貨リスクを回避し、外貨問題を速やかに対応できるため、社内的な作業としては、資金計画を立て、日常の外貨管理を強化しなければならない。