お陰様で【正銘】は創立20周年を迎えました。「正真正銘」お客様のお役に立てるように問題が発生している現場にできるだけ足を運び、お客様と共に改善に尽力して参りました。20周年を機に社員は、いま一度創業の精神に立ちかえり、20年間で培ってきた知識、経験、スキルとノウハウを基に一層の努力をして、お客様の多種多様な問題・課題の解決に貢献できますよう尽力していく所存でございます。
戦乱の影響もあり、国際経済は不安定化しています。より柔軟に社員も含めた経営資源を再配分できる企業でなければ、国際市場で生き残れなくなりつつあるようです。在中日系企業には事業再編(M&A、撤退、分社化等)を検討されている会社が多くなり、正銘はこういった日系企業の新たな動向にも積極的に対応し、お客様と共に問題に取り組みます。ソリューションの起案からリスク最小化がスームズに展開できるように実務処理も考慮してお客様が実行しやすい案でコンサルティングサービスを提供しております。別の言い方をすれば、正銘は中国市場の荒海を乗り越えるための“水先案内人”、或いは“航海士”であり、中国現法のかじ取りをする船長さんに有益な助言ができます。
米中貿易戦争の悪化、香港拠点も含めた企業再編、家賃及び人件費の高騰、移転価格税制の調査強化、中国社会保険納付不足等を端緒にした労資関係悪化及び環境保護や消防安全の監督強化がありました。これらの内外の問題に対してお客様に協力し、リスクを最小化する提案をし、お客様と共に困難を乗り越えました。例えるなら、いかなる嵐に遭遇しようとも沈没しないように、或いは最悪の事態にならないようにするために時には中国当局に協力を仰ぐことも選択肢にした巧みな操船が必要です。これらのコンサルティング実績は、弊社コンサルタントの糧となり、お客様に有益なサポートをする礎になっています。
日系企業の中国進出はかつて製造業が多く、近年は非製造業が多くなっています。生き残るために製造業も非製造業も中国市場で健闘している他社から学べることが少なくありません。日系を含む外資であれ、内資の中国企業であれ、中国市場の競争は熾烈になっており、そこで健闘している企業から虚心坦懐に学ぶことは重要です。例えば、中国大手企業における“不正調査”を含めたコンプライアンス重視の政策は、中国企業が多国籍企業として国際市場で競争力を向上させる施策であり、同時に人員整理を目的としたリストラであることに注目が必要です。正銘はお客様が中国市場で”生き残る”ために貿易通関、会計税務、外貨決済、企業法務、人事労務、ビジネス調査、事業再編等の観点から様々なサポートができます!
新型コロナの防疫対策として“日本人の中国本土ノービザ渡航”が停止され、2024年11月現在においても再開されておりません。昔から”百聞は一見に如かず”と申しますが、相互理解のために現地に足を運ぶことは非常に重要です。弊社は日常的に華南地域の日系企業に勤務する日本人の方々とコミュニケーションをさせていただき、日本について日々理解を深めています。15周年は勤務年数の長い社員に限定して北海道旅行をしましたが、20周年では普段日系企業の日本人の方々と接触することが少ない総務等の管理部門の社員も含めて九州旅行をしました。社員の日本に対する理解を不断に深めることは弊社サービスの向上に寄与しますし、日本の“おもてなし”を体験することは貴重な経験であり、いい学びの機会になりました。
① “「正真正銘」お客様のお役に立つために!”や“同心同行20年、初心を忘れず再出航!”も題名候補です。